あおり運転トラブル

あおり運転で殺人罪が適用された事例

「あおり運転」が社会問題となっていますが、実際にあおり運転をされた経験はありますか?
あおり運転とは、車間距離をあけずにぴったりと車両の後ろにつきまとい、執拗に幅寄せしたり、蛇行運転など挑発的な運転をしたり、クラクションを鳴らす、ハイビームやパッシングなど過度に行う迷惑行為のことです。
現在はドライブレコーダーがありますので証拠が残ります。
Youtubeにもアップロードされていますので、どれだけ危ないあおり運転が横行しているのかという悲惨さを動画で確認することもできるでしょう。

あおり運転で国内初、殺人罪が適応され起訴された事例があります。
場所は大阪府堺市の路上で、40歳の中村被告がバイクに乗っていた大学生にあおり運転をし続け、最終的には時速100kmほどのスピードで故意に追突したという事件です。
中村被告はそれだけでは終わらず、最後に「はい、終わり」という言葉を口走ったということですが、動機は不明で酒に酔っていたとの報告もあります。

あおり運転は今もなお減らずに摘発され続けています。
もしも自分があおり運転の被害者になったとしたら、そしてあおり運転の被害にあわないためにはどうすればいいのか、しっかり対策を行っておきましょう。

もしもあおり運転されたら

あおり運転では、加害者が車のウインドウやドアを叩いて怒鳴りつけてきたり、無理矢理車を停めさせて「出てこい」と要求するケースが多いです。
もしもそのようなケースに巻き込まれたら、絶対に車から降りてはいけません。

特に相手が激怒している場合、冷静に話し合いができる状況ではありませんので、穏便に解決することはまずないと考えてよいでしょう。
相手がどれだけすごんで脅してきても、車から出ずに110番通報をして冷静に警察が来てくれるのを待ってください。
決して挑発に乗らないこと、車から出ないことが大切です。

あおり運転の被害にあわないために

いつ何時あおり運転の被害に遭うかわかりませんので、あおり運転対策としてドライブレコーダーまたはダミーカメラの設置がおススメです。
あおり運転をしようとした相手もカメラが装着していることがわかれば、証拠として残ってしまうため抑制作用が働きます。

また、あおり運転の被害に合わないために、まず無理な車線変更は行わないことです。
タバコやペットボトルの投げ捨ても、後続車にとって危険で迷惑な行為となるため報復行為を誘発する可能性があります。

加害者はなんらかのきっかけであおり運転を行います。
理不尽に感じる理由も多いですが、被害にあって命を落としては意味がありません。
後続車のドライバーを刺激するような行為はやめ、安全運転を心がけましょう。

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