宝くじ詐欺のトラブル

宝くじ詐欺に注意

迷惑メールがよく届くという人はいませんか?
心当たりのある人は「宝くじに当選しました」というメールが届く、届いたことがある方もいるかもしれません。
しかしこれは宝くじ詐欺と呼ばれる手法なので、真に受けないようにしてください。

このメールにリアクションすると、「当選金をスピーディにお支払いするために税金もしくは手数料を払ってほしい」といった内容のメッセージが届きます。
もちろん言われるがままに送金しても、当選金が支払われることはありません。

このような宝くじ詐欺に多く見られるのは、「海外のものに当たった」というものです。
ヨーロッパの宝くじを騙ることが多いので、注意しましょう。

こんな人は注意

宝くじ詐欺は一見すると引っかからないと思う人も多いでしょう。
そもそも購入していない宝くじに当選すると言われても、にわかには信じられないはずです。
しかし一部引っかかる人がいて、被害者を見てみると共通する特徴があります。

それは金銭的に困っている人です。
収入が激減して、日々の家計のやりくりにも困っている人です。
また借金を抱えている人もカモにされやすいと言われています。

このような人に「宝くじに当たって多額の当選金が入る」といわれると、ついつい飛びついてしまうようです。
しかしこのようなおいしい話の裏には何かあると思って、慎重に対処すべきです。

理解しておくべき事項

宝くじ詐欺は基本的なことを理解しておけば、引っかかるリスクを低減できます。
まず宝くじに当選した際に、手数料を請求してくるケースはありません。

また税金がかかる可能性はありますが、実際に当選金を受け取った後に課税されます。
つまり当選金を実際に手に入れる前に税金を請求される、しかも運営会社が支払うように求めることはあり得ません。

さらに外国人に対して、自国の宝くじの勧誘を行っていないところが多いです。
例えばアメリカでは外国人に宝くじの勧誘そのものを行うことは、法律で禁じられています。

詐欺被害に遭わないために

もし「外国の宝くじに当選した」というメールが来たら、無視するのがベストです。
相手はソフトなどを使ってランダムにメールアドレスを選んで送信していることが多いです。
メールが届いても、自分の居場所や個人情報を相手が理解している可能性はまず考えられません。
ですから無視していれば、それ以上向こう側からコンタクトをとってくることはないでしょう。

お金を請求されたら、詐欺の可能性大と考えるべきです。
もし近くに家族がいれば、相談してみるといいでしょう。

一人暮らしで近くに相談できる人がいなければ、消費者生活センターに問い合わせてみてもいいかもしれません。
必要に応じて警察に相談するのも一考です。

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