きれいサッパリに別れられない…

付き合っていた恋人と何らかの原因で別れてしまうというケースはどんなカップルにも起こり得るものです。
しっかり話し合い、お互いが納得できる別れ方であれば問題ありませんが、どちらか一方が納得できないまま別れてしまうとトラブルに発展することも少なくありません。
場合によってはストーカー化して泥沼の展開になることも予想されます。
男女間の別れ際トラブルでよくある内容をご紹介します。

不倫相手が別れてくれない

男女間の別れ際トラブルで多いのが、なかなか相手が別れることに納得してくれないことです。
得に大きな問題に発展しやすいのが、不倫をしているカップルの場合です。
男性が結婚をしていて、女性が独身というカップルの事例をご紹介します。

男性はいつも女性に会う度に女性に対して「妻とはもうすぐ別れる、別れたら結婚をしよう」と伝えていたそうです。
女性はもうすぐ結婚できると思って離婚が成立するのを待っていましたが、数ヶ月、数年経っても離婚する気配がありませんでした。
しばらく経ち、女性が妊娠していることに気付いたため男性に一刻も早く離婚をして自分と結婚をして欲しいと懇願すると、男性は「妻とは別れない。君との関係も終わりにしよう。子供は堕ろしてくれ」という身勝手な言い分を押し通そうとするため、女性も憤慨して絶対に別れない！と押し問答になったそうです。

結局、男性は妻に不倫をしていた事実と、相手の女性が妊娠中であることを告白したそうですが、もう二度と女性とは会わないと約束をすることで妻から許しを得て離婚は免れたそうです。
しかし、不倫相手だった女性にとっては納得できる結果にならず、一方的に別れを突きつけられた結果になったことから、女性がストーカーと化して男性や妻などの家族にも大きな迷惑をかける結果になったそうです。
警察から何度も注意を受けながらもストーカー被害が収まらなかったため、結局は男性の家族が突然引っ越しを余儀なくされて職場も変えるということになりました。

不倫は日本人の倫理観では間違った行為だとされていることから、世間的には不倫をしている男女に対する目は厳しいものです。
今回のケースでも結果的に双方が幸せになることはありませんでした。
道ならぬ恋に足を踏み入れる前に、もう一度冷静になって考えることがトラブルを回避する最善策と言えるでしょう。

DV被害

男女が別れを決意する原因になることが多いのはDV被害です。
男性が女性に暴力をふるうまたは逆のパターンもありますが、力で相手を押さえつけるとケガを負わせるなどの実害も発生するため場合によっては逮捕という結果もあり得ます。
大きなトラブルを未然に防ぐためにも、DV被害に遭ったら速やかに周囲に相談をすることや助けを求めることが大切です。