契約トラブル

契約に関するトラブル

世の中にはいろいろなサービスが存在しているのですが、それらを利用するためには
提供側と契約をすることになります。この契約についてトラブルが生じてしまうことは
珍しくないため注意してください。

たとえば電話でインターネットの光回線の営業の方と話をして、口約束で
適当にはいはいと返事をしてしまうケースがあります。そのあと後日電話会社から
書類が届き、光回線の接続の契約をしたことになっていたというケースがあります。

こういったケースは最近珍しいことではなく、特に中高年の方が電話口で
簡単に契約を了承してしまうことが多いです。まずは書類を確認するべきであり、
そちらにクーリングオフできるという文章があるならば、すぐに連絡することによって
契約を断ることは可能です。ただし、インターネット接続回線のサービスというのは
本来クーリングオフの対象とはなっていないため、業者側が自主的にそのような内容を
定めていないと面倒なことになるでしょう。

このほかにも、保険の契約においてもインターネットで調べた見積もり料金と
実際の料金が異なっていることで、ちょっとしたトラブルに発展するケースもあります。

これには様々な理由が考えられますが、インターネット経由で調べられるのが、
あくまで「おおよその料金」という点が大きいでしょう。現在は、このような
自動見積もりサイトなども増えていますが、自動的に算出される保険料は、
あくまで目安として捉えておくほうが賢明です。

契約トラブルのその他の事例

契約についてのトラブルには他にもさまざまな事例があるため紹介しましょう。
たとえば中古のものを買って、すぐに傷を発見してしまったためにクレームを
入れるケースがあります。その傷が購入後についたものだといわれてしまうと
泣き寝入りしてしまう可能性もあります。中古のものを買う場合にはしっかりと
細かい部分について確認をして、傷や不備などがあるならばそれについて
説明してもらうべきでしょう。

何らかのサービスの勧誘を受けて、その際にすぐにやめてもよいといわれたために
契約したというケースがあります。1ヶ月でやめてもよいといわれたから1ヶ月後に
解約を申し入れたら怒鳴られてしまったという事例があるのです。

たとえば新聞の勧誘員がこのようなことをするケースがあり、契約書面がきちんと
あるならばやめることができるのですが、そうでないならば問題が
こじれてしまうでしょう。契約内容についてはきちんと書面として内容を
残しておくべきであり、内容との違いがあるならばその書面を根拠として
クレームを入れるべきです。

勧誘員から脅迫されてしまったり、威圧的な態度を取られてしまい
泣く泣く契約してしまったという方もいます。このようなケースでは契約が
そもそも無効となる可能性が高いため消費者センターや弁護士などに
相談するべきでしょう。他にもさまざまな事例があるのですが、大切なことは
不用意に契約をするべきではないことと、必要ならば法律の専門家に
相談してみることです。

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