事故トラブル

被害者にも加害者にもなる

114806現在の日本では自動車を運転する方が非常に多く、毎日のように交通事故が発生しています。
ある統計では一生のうちに交通事故で怪我や死に至る確率が2分の1と言われているほど、決して珍しい話ではありません。
さっきまで元気にしていた方が一瞬のうちに大怪我を負って一生不自由な生活を強いられる結果になる場合や、命を奪われてしまう事が毎日どこかで発生しています。
ひょっとしたらあなたも被害者になるかもしれませんし、加害者になってしまう可能性も十分あり得ます。
交通事故のトラブルは誰でも経験する可能性が非常に高いことを把握し、常に注意して過ごさなければいけません。

加害者になった場合

自分は絶対に交通事故を起こさないと自信を持っている方も多いですが、過信は絶対に禁物です!
ちょっとした油断がきっかけで大事故を引き起こしてしまったという事例も多く、誰もが加害者になる可能性を秘めていることを忘れてはいけません。

あなたが原因で交通事故が発生した場合は、どんなに些細な事故でも被害者との間で示談にするのは禁物です。
質の悪い人が相手だった場合、その場では何とか丸く収めることができても後日大騒ぎをして面倒な事に発展する可能性があります。
必ず警察を呼んで現場検証をしてもらうようにして、被害者にケガがある場合は速やかに病院を受診してもらいましょう。

任意の保険を利用している方は事故が発生した時点ですぐに保険の会社に連絡をしましょう。
連絡を入れた時点で保険会社の担当者が介入してくれますので、被害者との慰謝料や賠償などの話し合いに直接加わらなくても良くなります。
後のことは担当者にお任せをして、被害者に対しては心をこめて謝罪するように留めておきましょう。

事故を起こした車やバイクを処分する場合は事故車として売る方法もあります。
事故を起こしてしまうと何かと出費や時間がかさんでしまうので少しでも自分の元にお金が入るように処分するとよいでしょう。
参考:事故車の買取「バイクワン」

被害者になった場合

例えばあなたが道路を散歩中、居眠り運転をしていた車が歩道に乗り上げてきて接触し、大怪我を負ってしまったという場合は100%車を運転していた運転手に過失があります。
被害者になってしまった場合は運転手側から慰謝料を受け取ることができますが、金額についてはケースバイケースで必ずいくら受け取れるということは決まっていません。
骨折をしたためしばらく入院が必要で、退院後も通院しなければいけないという場合は、入院や通院にかかった費用を計算しながら支払われることになります。

もしも運転手が任意で加入できる保険ではなく、強制加入の保険だけに入っていたという場合もあります。
このケースでは最低限の補償しか決まっていないため、被害者にとっては慰謝料として受け取る金額が少ないと感じる場合があります。
任意保険に加入していた場合は、保険会社の担当者が間に入って調整をしてくれることになります。
あまりにも無理な慰謝料を請求してトラブルになると、なかなか金額がまとまらないため、納得のできるように調整してもらうことが大切です。

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