クレーム後に心を穏やかに保つコツ

怒っていることに気づくこと

クレーム対応していると、時として自分自身ストレスを抱えることもあるでしょう。
ストレスを過剰に溜めた状態が続くと、心身ともに不調をきたす恐れがあります。
ストレス発散も適度に行うことが重要です。

そのためには自分がイライラしているかどうか、現状を把握することが大事です。
イライラしていると集中力散漫になりがちです。
また体全体が力みがちで、食いしばりや肩がこる、手が震えるなどの症状を起こしやすいです。

このような症状があれば、「自分は今フラストレーションがたまっている」と自覚しましょう。
その上でストレスを解消するような対策を速やかに講じることです。

すぐにできるストレス対策

ストレス発散といっても、仕事中だとできることも制約されます。
そんな中でも今すぐ実践できる方法はあります。
まずイラついているなと思ったら、10秒くらいじっとしましょう。

アンガーマネジメントといって、自分の怒りの感情をコントロールする方法が話題です。
その中で怒りの感情のピークは6秒程度といわれています。
10秒も何もしなければ、自然と怒りのテンションが低下していくわけです。

また深呼吸することも大事です。
大きくゆっくり呼吸するだけで、緊張状態から解き放たれます。

体を動かしてみる

ストレス発散の方法として効果的といわれているのが、運動です。
特に有酸素運動には精神面のコンディションを整えるのに効果があると言われています。
休日などを使ってウォーキングやジョギングなどの有酸素運動にチャレンジしてみるといいでしょう。

また例えば最寄り駅の一つ手前で降りて、そこから自宅まで歩くなども有効です。
毎日ウォーキングする形になります。

一人で運動するのも構いませんが、友だちや会社の同僚を誘って一緒に運動するのもおすすめです。
話をしながら運動をすれば、楽しいひと時を過ごせるからです。
また運動がしんどくてやめようと思っても仲間が誘ってくれるので、三日坊主にならずに済むでしょう。

時には休養することも大事

もしイライラが募ってきているようであれば、あえて何もしないというのも一つの選択肢です。
休日にごろごろして、何もしないことで休養を取り、心身ともに回復を図るのも有効です。

特に休日どんなに眠っても疲れが取れない、疲れているけれども眠れないという状況になっているなら休養を取るべきです。
かなり心身ともに疲弊していて、体がSOSを出している状況と受け取れるからです。

場合によっては会社をしばらく休むことも検討しましょう。
ストレスによって自分の身体が壊れるくらいであれば、業務からいったん離れることも自分の身を守るためにも必要なことです。

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