高齢者クレーマー

常軌を逸したクレームも

最近は高齢者クレーマーが増えていると言われており、多くの方が辟易するような思いをしているようです。
長い人生を経てきた功労者でもある高齢者を下の世代がしっかり敬いながら守ってあげようという社会の風潮はよく理解できますが、あまりにもおかしなクレームばかり言う高齢者に対してはそんな気持ちが起こらないのも当然です。
なぜ高齢者クレーマーが増えているのかという原因を探ってみると現代だからこそという理由が見えてきます。

参考:精神科医が指摘! 高齢者によるクレームが増えている理由3つ

子供に対して「うるさい!」と怒鳴り散らす

電車などで大騒ぎしている子供を見かけるときちんと親はしつけをしないのかなと他人ながらも不安に感じてしまうものですが、元気に遊んでいる程度ならさほど気にならないものです。
普通であれば聞き流すような程度の声でも、高齢者にとっては子供の声がたまらなくうるさいと感じる人もいるそうです。
自宅の近くに幼稚園が建設されるのを知り、騒音がうるさくなるから建設反対!と大騒ぎする事例もあります。
子供の声を「騒音」と言い切ってしまう所があまりにも考え方がおかしいなと感じられます。

常識を超えた騒ぎ方ならうるさいと注意しても納得できますが、明らかに理不尽な怒鳴り方をされると親としても腹が立ってしまうものです。
昔の高齢者では子供は元気な方が良いと目を細めながら眺めていたような騒ぎ方なのに、なぜ現代の高齢者は我慢できないのでしょうか。

一説には、子供の声がうるさくて騒音に聞こえてしまうという場合にはうつ病の傾向があるとされています。
子供の声を聞くとわけもなくイライラしてくるという場合には、うつ病の疑いを持って病院に相談することが勧められます。

自分の利益しか考えていない

人の迷惑を一切考えずに自分の利益になることばかり優先させようとする高齢者が多いのも事実です。
他人にどう思われようが我が道を行くという考え方の人が多いのは、自分が高齢者という立場を誇示したいという現れなのかもしれません。
しかし、自分が年寄り扱いをされると逆に怒り出すという人もいるので、どう対処するべきなのか困ってしまいます。

例えば、レジで清算待ちをしていると突然何食わぬ顔で横入りしてくる高齢者がいたので注意すると、若い者がなんだ!と逆切れをする人もいます。
子供も見ているのだからみっともない真似をしないで欲しいと言うと文句を言いながらも後ろに並びなおす人もいますが、それでも引かずに横入りをし続ける人も多いです。
お店でもきちんと声をかけて後ろに並ぶように促す店員さんもいますが、知らんぷりをしている人も多いです。
最近の若者は…と嘆く高齢者も多いですが、最近の高齢者は…と感じる若い世代が多いことも知ってもらいたいものです。

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